Week2-2

DermOID - Online Interactive Dermatopathology

(#1)表皮は不規則に肥厚、角層の一部にparakeratosisあり。表皮基底層から顆粒層にかけてhaloを伴う腫瘍細胞が胞巣を形成して散在している。真皮浅層には軽度の浮腫と、多数の単核球浸潤がある。真皮浅層、中央やや右辺りには腫瘍細胞の真皮内への浸潤あり

(#2-4)表皮内に血管があるように見えるが、これは延長した真皮乳頭の輪切り。腫瘍細胞の形態は類円形から扁平で大小不同。核はクロマチンが凝集し濃染されたものから薄く大きなものまでこれも大小不同。一部は個細胞壊死に至る。弱拡で真皮の腫瘍細胞浸潤と見えたものは血管。真皮の浸潤細胞は核の分葉なく、リンパ球。

Dx:乳房外Paget病 

・paget cellってこんな感じだったっけ?もっと細胞質が大きくてペタッとした感じかと思っていたが、、というのが感想です。

・haloの形成=周囲とデスモゾームによる接着なし=Non-keratinocyteの腫瘍、と考えてよいでしょうか。

正答:乳房外Paget病

・MMとBowen病は鑑別の念頭に置く。

・CK7+、GCDFP15+