2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Week5-4

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 表皮内に11個の嚢腫構造。表皮との連続はない。嚢腫壁は3-5層の重層扁平上皮で、角化傾向はあるが顆粒層はない。嚢腫の内腔は淡く好酸性に染まるケラチン様物質で満たされている。嚢腫壁に接して、円形~楕円…

Week5-3

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 弱拡大で表皮内水疱形成、真皮浅層の炎症細胞浸潤を認める。強拡大では表皮内の多数の単核球浸潤(リンパ球?)があり、ケラチノサイトの個細胞壊死、風船細胞が見られる。 Dx:Herpes simplex 正答:bacteri…

Week5-2

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 弱拡大で表皮の不規則な肥厚、表皮真皮境界への炎症細胞浸潤、一部角層の肥厚、痂疲形成がある。強拡大で表皮細胞がバラバラにはずれている像があり、顆粒層の消失、錯角化、個細胞壊死を認める。表皮の極性…

Week5-1

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 角層、表皮の肥厚なし。弱拡大で真皮浅層、および血管周囲の炎症細胞浸潤認める。強拡大で膠原繊維の巣状の断裂像?がある。浸潤している細胞は核が濃染されN/C比高く、リンパ球が主体であるが、一部大きな核…

補:Week3-4

HEで細胞腫ってどのくらい区別つくのでしょうか。 ①が好酸球というのはさすがにわかります(好酸性の細胞質+分葉核) ②は核がくりっと丸く、細胞質がほとんど見えないのでリンパ球と考えていいでしょうか? 核が薄く、大きく染まる細胞というのは③とか④のこ…