2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Week2-2

DermOID - Online Interactive Dermatopathology (#1)表皮は不規則に肥厚、角層の一部にparakeratosisあり。表皮基底層から顆粒層にかけてhaloを伴う腫瘍細胞が胞巣を形成して散在している。真皮浅層には軽度の浮腫と、多数の単核球浸潤がある。真皮浅層…

Week2-1

DermOID - Online Interactive Dermatopathology (#1)検体は表皮のみ。表皮の肥厚なし。表皮の左2/3は顆粒層を欠き、好中球主体の痂疲をのせる(それともparakera?)。軽度の細胞間浮腫あり。右1/3には逆に顆粒層の肥厚あり、角層は正角化。境目に見え…

Week1-4 補

なるほど、こういうのは迷路用の構造、と表現するわけですね。 1.勘違いをしていたらあれなので確認したいのですが、腺腔は黄色矢印、赤で塗りつぶした部分が間質、で間違いないでしょうか? 2.二相性、というのがまだ見えません。上図で言えば、茶色がd…

Week1-4

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 弱拡大(#1):真皮深部に好塩基性の細胞から構成される結節がある。表皮との連続性なし。周囲との境界は明瞭、被膜はない。強拡大(#2):腫瘍を構成する細胞は一相性、索状・腺腫状(adenoid)に配列す…

Week1-3

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 弱拡大(#1)で真皮乳頭層の軽度の浮腫を見る。真皮中央に好酸性に染まる集塊あり(artifact?)。拡大すると(#2)、真皮浅層に炎症細胞の浸潤があり、一部は表皮内にも入る。さらに拡大すると(#3)、表…

Week1-2

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 弱拡大(#1)で真皮内の腫瘍がある。腫瘍は表皮からの連続性は不明瞭、被膜に包まれ、周囲結合織との境界は明瞭である。腫瘍上部では表皮を欠き、出血、痂疲形成がある。二次的に好中球浸潤を伴う。腫瘍内…

Week1-1

DermOID - Online Interactive Dermatopathology 病変の首座は真皮。真皮浅層から脂肪織直上まで、真皮全層性に好塩基性に染まる細胞が蜂巣を形成している。表皮に異常はなく、また表皮と腫瘍塊との連絡はない。拡大像では、腫瘍胞巣は線維性の被膜で囲まれ…